トヨタにささげる言葉
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響あり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす
驕れる者久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人もついには滅びぬ ひとへに風の前の塵に同じ。
リコール問題に対して、トヨタ人のおごりはなかったでしょうか?
フロアマットの問題→ユーザーが正しいマットを使用すべき。騒がれた自分たちは被害者。
アクセルペダルの問題→アメリカのメーカーのペダルを使用しなければアメリカで生産できなかった。自分たちは被害者。
プリウスのブレーキの問題→単なる感性の問題。とやかく言われるのは心外。
このような驕りはなかったでしょうか?
なにはともあれまずは顧客のことを優先すべきですが、残念ながらこれまでのトヨタの主張を見てみると、すべてがトヨタ側の論理、都合を最優先していたと取られても仕方ありません。
フロアマットの件では、不幸にして死者も出ていますし、またプリウスのブレーキの件では物損自己も発生しているという事態を重く捕らえる。
社会に対して不安を与えたことに対する謝罪の言葉はありますが、なくなられた方や事故にあわれた方への言葉はあったのでしょうか?
ここでの対応を誤ると平家のように滅亡のみとをたどってしまいかねません。
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