レクサスIS Fという車

あさくらあきお

2007年10月07日 22:01

レクサスISに新モデルが追加されました。
ISにLS460用4.6リッターエンジンをボアアップしたエンジンを搭載したもの。
423PSの馬力と、51.5kg・mのトルクを有するまさにモンスター的な車ですね。

ただしこの車の存在にはいささかの疑問が。
まずはフラッグシップたるLSより大きなエンジンを積んでいるということ。
またレクサスはハイパフォーマンスカーは基本的にハイブリッドで出す方針であったはず。
IS FはベンツのAMGやBMWのMに対抗する意図もあって開発されたんでしょう。ただしベンツにしてもBMWにしても、その車より上位に車にはさらに高級なエンジンを搭載しており、今回のような車格的な下克上が起こってはいません。

月販目標台数は40台に設定されていますが、豊田副社長のコメントでは「来年度はアメリカを中心に欧州、日本で約7千台の販売を計画している」とのこと。760万円出せば、LSはもちろん、ベンツEクラスのディーゼル社が買えます。
今回のこの車の売りは何になるんでしょうか?

まあ一般庶民にはまったく手が出ない車だし、またレクサスは一般庶民を相手にしないのでまったく関係ない車ですけどね。


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