トヨタの立ち乗りロボットに賛否両論

あさくらあきお

2008年08月03日 05:26

トヨタ自動車は、立ち乗りロボット『Winglet』(ウィングレット)を開発したと発表しました。
これに対してネット上では賛否両論。というより否定的な意見のほうが多い。
その理由として、セグウェイとコンセプトがそっくりな点が挙げられています。

セグウェイは大きなタイヤを有しているのに対し、ウィングレットは小径タイヤ。
おそらく技術的、知的財産的にはセグウェイとは全く違うのでしょう(トヨタもそんな言い訳するんでしょう)。
ただしアイデアやコンセプトはセグウェイの影響を受けていないかというと、そんなことはないでしょう。

日本では中国や韓国のパクリ文化を批判してきたのだから、トヨタのパクリ文化も思い切り批判すべき、トヨタのパクリ文化は恥である(ウィッシュでもやった)、などの意見がネット上で飛び交っています。

どこまでがパクリか?というと非常に難しいところがあります。そもそもオリジナリティがある商品なんてもういまや産み出されることは非常に困難ですからね。どこの企業も他社の特許をはじめとする知的財産を徹底的に調べ、法の解釈というぎりぎりのところで知的財産権の侵害に当たらない商品開発にしのぎを削っているわけですから。
最終的には企業のモラルなんでしょうね。

ウィングレットがパクリかどうか?それに対してトヨタはオリジナリティの根拠を主張すべきでしょうね。


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